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2018年3月15日

交通事故後の咬み合わせ不良

丸橋全人歯科 亀井です。

交通事故後に咬み合わせが狂った、と言われたら皆さん
どう思うでしょうか。

おそらく、このブログを読んでい頂いてる方は、
素直に納得されると思います。

しかし、実際の交通事故での自動車保険を使った補償となると
一筋縄ではいきません。

歯が欠けたり抜けたりすれば、もちろん保険の請求は
通りますが、歯が少し移動して咬み合わせが変わり
頭痛などの身体症状が出たと訴えても、損保の担当者はなかなか
認めません。特に大きな事故の場合、歯以外の治療が優先される場合が
多く、しばらくして気付くことも多いようです。
私も、数名事故後の外傷により咬み合わせが悪化した例を
損保に認めて貰えるよう、診断してきました。
しかし、認められるにはハードルが高いの現状です。


先日3月12日に 浅草で咬み合わせ治療の研修会に参加しました。
IMG_20180311_161429.jpg
そこでのテーマの一つに交通事故や転倒などと咬み合わせの関連が
あげられました。会の主催者である名古屋の中村昭二先生をはじめ、
医療ジャーナリストも交えこのような事故の後遺症で悩んでいる方の
救済を進めるための議論が活発に行われました。

当院でも、このような事故後の咬み合わせの悪化にお悩みの方に少しでも
お役に立てればと思います。
お心当たりのある方は、是非ご連絡いただき力になれればと思います。

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2018年3月 4日

日常的に体験する咬合による体調不良

 みなさんこんにちは。 辻本です。
3月に入り、病院の部屋の中は午前中でも暖房なしで少し汗ばむ程の
陽気となって気ました。
来週からは寒の戻りがあるようですので体調にはお気を付けくださいね。
院内の花は、季節感を出すべく、理事長先生が花の中に新緑を入れて
春らしさを演出しています。 当院Facebookをご覧ください。


 さて、世には咬み合わせなど信じないという患者さん、歯医者さんが
沢山いますが、我々は毎日のように、咬合と咬み合わせの関係を決定づ
ける例を経験しています。

私のお恥ずかしい失敗例から一つその例をご紹介します。
 遠く北陸から来院されている患者さんの例です。
「雪はもう解けましたか」等雑談の後、診査をしました。

20年以上前の旧タイプのインプラントが植立されています。
このインプラントは右下の第一大臼歯と第二大臼歯部に植立されていて、
インプラントの歯が動くと訴えています。
診ると、アバットメントのネジが弛んでいます。
レントゲンでインプラントに問題はありません。
全体的なことを考えてこの歯の被せ物(補綴物)をやり直すため歯を外して
スタッフに仮歯を作成、装着してもらい、私がチェックをして、一旦終わり
にしました。
「咬み合わせに問題はありますか?」とお聞きしても「違和感ありません」
と答えていました。

異状なく診察室を出て行かれた患者さんが、数分後に診察室に足を引きずり、
苦痛で顔をゆがめながらながら戻って気ました。
「先生足が痛くて歩けなくなりました。
  特に右足の内ももの当たりが痛いです。」
と訴えます。
当院は咬み合わせで姿勢や体調不良を改善しているため、患者さんが歯と
この異常を関連付けて帰ってきたのでした。

診査をすると、右の一番奥のインプラントと上の歯の隙間が非常に狭く、
(アバットメントは新しいものを購入しました)
樹脂の仮歯に厚みを持たせるためにスタッフが仮歯を作成していたため、
少し高くなっていたのでした。
姿勢を審査しても右肩が少し下がっていますがさほどの狂いはありません。
咬み合わせを審査すると右の第二大臼歯がやや高く問題の接触がありました。
いつもの手順に従い数分ほど調整をして、立ち上がってもらい姿勢を確認し
ました。右肩は先程より上がってきています。
「咬み合わせは変わりましたか?」とお聞きしても「わかりません」
という程度の狂いです。
「少し歩いてみてください。」と促すと。
「歩けます。痛みはさっきより和らいで、普通に歩けます。」
とのことです。
さらに受付で。。。
「痛みはなくなりました。先生によろしくお伝えください。」
と言って帰宅されたそうです。

 噛み合わせの少しの狂いがこれほど大きな変化をもたらす事があるのです。
不思議に感じるでしょう。
毎日このような治療をすべてのドクターが積み重ねて、その30年以上のノウ
ハウで全人歯科の医療が成り立っています。


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丸橋全人歯科
理事長 丸橋賢

丸橋全人歯科 理事長 丸橋賢

1944年群馬県生まれ。東北大学歯学部卒業。同学部助手を経て、1974年、丸橋歯科クリニック開業。1981年、「良い歯の会」活動開始。2004年、群馬県高崎市栄町に「丸橋全人歯科」を開業。現在、丸橋全人歯科院長。日本口腔インプラント学会、日本全身咬合学会会員。日本歯内療法学会認定医。
主な著書に、『癒しの思想』 『全人的治癒への道』 『〈全人歯科〉革命』(以上、春秋社)、『新しい歯周病の治し方』 『歯 良い治療悪い治療の見分け方』 『よくわかる顎偏位症の治療と予防』 『インプラントで安心』 (以上、農文協)、『退化する若者たち』『心と体の不調は「歯」が原因だった!』(PHP新書)、『歯で守る健康家族』(現代書館)、『生きる力 〈いのちの柱〉を取り戻せ』(紀伊国屋書店)、『すいせん村のねこやしき』『エリカのお花ばたけ』(ストーク) など多数。