みなさんこんにちは。 辻本です。
暖かくなった半面、花粉の方にはつらい季節となりました。
丸橋全人歯科の階段には春の到来を告げる野草が味わいを見せています。
院長先生が毎週準備をされています。来院時には是非、注意して見てく
ださいね。心が安らぐことと思います。
さて、上記タイトルは当たり前のことと感じると思いますが、このこと
を深く考えながら治療をしている歯医者さんはどのくらいいるでしょう?
良い歯の会でよく院長先生がお話しするニラの話、聞かれた方も多いと思
います。
同じ気温、同じ日照時間、風通しであっても、堆肥を多量に入れた土の二ラ
と痩せて化学肥料を使ったニラとでは全く育ちが違うというものです。
前者は色合いも生き生きしていて、太く大きく育ち、害虫を寄せ付けない
のに対し、後者は真っ黒になるほどアブラムシがついて枯れてしまうのです。
当院がお世話になった、自然農法の須賀さんや奇跡のリンゴで有名な木村
秋則さんは自然の中にすくすく育つ草木を見て、その土の柔らかさに気付き
驚いたそうです。栄養価の高い土には放っておいても健康な草木が育つと
いう基本を理解・消化することが必要です。
インプラントや骨の再生治療をしていても骨が固くなる方とそうでない方、
明らかに感染を起こしやすい方では、生活習慣にかなりの違いがあります。
骨の再生手術を5000例以上こなしてきたので、最近は技術的なエラーは
ほとんどなく、患者さんの治る力の比較を冷静に行うことができるため、そ
の違いがよくわかるのです。
とくに、砂糖の過剰摂取、ビタミンやミネラルの少ない方は予後が思わしく
なく、食時の改善がうまくできた場合は、同じ患者さん?と思うくらい全く
直りが違ってきます。
痩せた土地に、害虫のつかない元気なニラを育ててくださいと言われても
無理なのです。
さて、次回は心臓の持病があって、咬めない苦しみから解放された患者さ
んの例をお見せします。ノーベルバイオケアー社のシステムを使って、フラ
ップレス手術を行った方です。
質の高い人生を送りたい。どんな状況の方でもそう思う方はいらっしゃいま
す。
では、また。