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2012年3月28日

根管治療(2)

みなさん、こんにちは。
丸橋全人歯科の海老澤です。

今日は、前回(2月8日)の続きを書こうと思います。
前回は、根管充填をしたところまでを書きました。


   レントゲン写真①

歯根の先端には根尖病巣(黒く抜けている部分)があり、歯根の中には白いガッタパーチャという根管充填材が、
隙間なく緊密に入っているのが分かります。
歯根の先からは、わずかに練り薬が出ています。これは、比較的短期間に吸収されてなくなっていきます。
根管充填後は、この薬を詰めた刺激で一時的に軽い痛みが出ることがあります。
しかし、通常2~3日でこの痛みはなくなるので、心配はいりません。

根管充填をして11か月後のレントゲン写真②を下に示します。


   レントゲン写真②

歯根の先端にあった根尖病巣の黒い影は、ほとんどなくなっているのが分かります。炎症が治まり骨が再生してくると、
このように黒く抜けていた部分が徐々になくなって治癒していきます。

根管治療は、歯を救う”最後の砦”です。ここがきちんと治療されていないと、いくら高価な被せ物をいれても、歯が中から腐ってしまい、
将来歯を失うことになります。
当院では、この根管治療に特に力を注いでいます。お悩みの方は、お気軽にご相談ください。


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2012年3月22日

食生活と咬み合わせ

 こんにちは。
丸橋全人歯科 亀井です。

今年は高崎の梅の開花も遅く、最近ようやくといったところですね。
ところで、マスコミでも良く取り上げられる咬みあわせ。

咬み合わせは生活習慣が大きく影響するのです
咬み合わせの違和感を訴える典型的な例として
下の写真のような歯並びの方がいます。

咬合不良の典型例


歯がきれいな馬蹄形に並んでいないばかりか、全体に内向きに斜めにはえています。
この、内向きに並んだ歯並びは、咬み合わせが安定しないばかりか、顎の位置が後ろに
押し込めるように作用するため、息苦しさを引き起こします。

歯の形は遺伝的に決まっていますが、その歯が正しく並ぶには、よく噛むことが不可欠です。
現代人は、食物がやわらかく、運動もあまりしないため食いしばることもありません。

その結果、はえっ放しの状態で、咬み合わなくなるのです。
歯はいつも良く噛むことで、上下の歯が咬み合わさるのです。

特に、成人までにどのような生活習慣であったかが重要です。
大人になってからよく噛んでも残念ながら歯並びは良くなりません。

子供のいるお母さんはぜひ知っていただきたい事ですね。
咬みあわせの治療すると、時間と費用がかかります。

ぜひ予防の観点からも食生活の見直しをお勧めします。
ポイントは、 加熱しすぎず. 薄味で. 一口を少なく.
です。


3月25日には、歯科無料相談を予定しています。
http://yoihanokai.jp/

咬みあわせが気になる方もぜひご利用下さい。予約不要です。

 

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2012年3月14日

インプラント治療、良い?悪い? -歯を守る、インプラント治療-

みなさんこんにちは。 辻本です。

 最近インプラント治療に悪いイメージを持つような報道がよく見られます。
確かに、技術的な未熟さから治療がうまくいってないケースがよく見られ、改善
を求め、来院される方が多いのも事実です。
先日の某局の報道では、いかにも悪役のような太った歯科医師が顔をぼかして
出演し、インプラント治療にコメントする場面が映されていました。
また以前の報道では、「インプラント治療で売り上げを上げて都内の高級ホテル
のスイートルームに宿泊したかった」とコメントする歯科医師がいましたが、私
からすればまるで宇宙人のような常識です。我々の理念からは、かけ離れてい
て、こんな常識の歯科医師が存在することに愕然とします。同じ歯科医師として
恥ずかしく思います。また、医科に比べて圧倒的に国民の信頼が低い歯科の品
位をさらに下げるような報道には悲しさを覚えます。
 先日来院された患者さんで、下顎の前歯にセラミック製の歯を装着して100万円
以上の金額を支払ったあげく、3カ月で自分の歯が抜け、装着したものが取れて
しまったと訴えて来院した方がいらっしゃいました。どんな治療上の理由があった
としても社会的な常識から考えて理解できるものではありません。セラミックが装
着されていた歯には深い虫歯もありました。患者さんは歯科への大きな不信を抱
いていました。
歯科への不信は、我々の先輩、そして現在の我々歯科医師の責任だと感じます。
 新しい治療として、最近広まってきたインプラント治療が定着してきた今、ちょう
ど問題が出るような時期となり、従来からあった歯科治療への不信感がインプラ
ント治療にも向けられているのだと思います。
インプラントは適切に使えば、自分の歯を守り、噛み合わせを改善することで、体
の姿勢や健康にもかかわる重要な歯科治療の一つなのです。



 写真1は14年前に当院に来院されて私が担当した患者さんです。
矢印の部分の歯根の先の骨が溶け膿が出ていました。
 
        写真1

根管治療を行い、膿が出ていた場所も改善し、一年後の検診で撮影
したのが写真2です。

         写真2

何年か、検診で拝見していましたが、しばらく来院できなくなり、5年前
に拝見した時の状況が写真3です。歯はピンセットで軽く押すだけで、
かなりの動揺
があり、抜歯をしてもよいような状況でした。
骨は矢印の部分でかなり溶けており、複雑な形の根を持ち、噛み合わ
せの強い力がかかる大臼歯は、歯の状況からやむなく抜歯となりました。
でも、患者さんの強い希望があり、小臼歯は残してみることになりました。
 
         写真3
 
治療後、数カ月経過した時点での状況が写真4です。
矢印の部分は骨が黒く溶けていたのですが、骨が再生しました
もちろん偶然ではなく、私が直接診ていた治療の経過から、患者さんの根
の表面の歯周組織はまだ再生できるくらい元気なはずだと判断し、残して
みることにしたのです。

         写真4
結果は私の予想以上に回復し、インプラントで固定された歯が生き返っ
のです。
ピンセットで軽く押しても揺れていた歯が、指で強く押しても動かない
状況
になり、治療を終えて3年以上経過した今も写真のような状況です。

2本の歯を抜いて、写真に写っている歯を支台にしてブリッジにしたのでは、
支台となる歯がまたダメになり、噛み合わせのバランスが崩れることで、今
度は他の場所の歯もダメになってゆきますから、インプラントの意義は大き
いのです。
この場所に、たった一本のインプラントを使うだけでこの方は、この先何
年も他の歯を失うことなく過ごしてゆける
のです。
 
 このように、インプラントで強い噛み合わせの力を負担してあげることで歯が回
復することはよく見られ、抜歯と診断されたような歯が何年も問題なく経過してい
る例が多くあります。
残る歯を守るという意味ではインプラントの役割は大きいのです。
 むやみにインプラントを使うのでなく、必要な場所に的確に利用することこ
そ、本来のインプラント治療に求められること
なのです。

 次回は、当院ですでに3500例以上の方に行われているインプラントの再生
治療、造骨手術についてお話をする予定です。

  
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2012年3月11日

相談会へ来場された方の悩みを解決して-その2 インプラントのトラブル-

 みなさんこんにちは。 辻本です。
今年の冬は厳冬で大変でしたね。 でも、早いものでもう3月。 春はすぐそこまで
来ています。
 新聞に 「リチウムイオン電池の出荷実績世界シェア韓国に抜かれて日本は第
二位に・・」という記事が載ってました。
先日、院内のドクターでインプラントの最新機器について勉強会を行いましたが、
ある種の韓国の製品はアイディアがすばらしく、インプラントに付随する色々な器
具も最近は韓国に圧倒されているのだとか。
以前に、アメリカの学会に出席した時、韓国の先生は臆することなく、しっかり英
語で自分の意見をアピールしているのを見て、韓国のエネルギーを感じました。 
日本も、努力を忘れてはなりませんね。


 最近、インプラントのトラブルをめぐっての報道がよく見られます。
昨年秋に、東京で行った歯科相談会に来場された方々の中にもインプラントの相
談で来場された方がかなりいらっしゃいました。
先日、その中のお一人の悩みを解決しましたが、なんとも考えさせられる状況で
した。 
 写真がその方のレントゲンです。

ソケットリフトという手術手技で、上顎の第一大臼歯部に矢印のインプラントが埋
入されています。
インプラントはブローネマルクインプラントで、位置、方向とも平面的に見て、それ
ほど悪くはありません。 平面的にみてというのは、レントゲンは一方向からの平
面的な情報しかないということです。
埋入した先生も、
「うまく骨が持ち上げられていて、大成功です」
と説明したようです。
ところが、インプラントを埋入した直後から右顔面のしびれ、右側の頭のしび
が出て、それと同時に常に膿がのどに流れ、気になって睡眠薬がないと眠
れなくなってしまった
のです。平面的(2次元的)には治療がうまくいっているよう
に見えるため、インプラントを埋入した先生は、
「問題はない、インプラントと今の症状は関係がない。そんなに気になるなら大学
に紹介します。」
という話になり、紹介されて大学病院に行ったところ、大学の口腔外科の先生も
同業の歯科医に遠慮があるらしく因果関係をはっきり言えない。もともと鼻
に原因があって今の症状が出ているということになって、今度は大学病院内の
耳鼻科に紹介されました。耳鼻科の先生は、歯科に遠慮することががないので、
はっきり次のように言ったそうです。
「インプラント手術の後、症状が出たのならインプラントが原因に決まってる
でしょう。」
 私もそう思います。耳鼻科の先生の意見は正論です。
 そんな話を相談会でお聞きして、一度来院していただくことになりました。
なんとも歯切れの悪いやり取りです。治療はうまくいかないこともあるかもしれませ
んが、そのことを冷静に判断し、原因に対し的確に対処するしかないと思うのです。
来院した患者さんは、
「インプラントを埋入した先生に恨み言など言うつもりは一切ないんです。ただ、苦
しいのでインプラントを除去してほしいんです。」
と言います。 インプラントを除去してくれるよう、埋入した先生に何度もお願いした
ようですが、
「治療はうまくいっている。除去したら鼻と口がつながってしまって大変なことになる。」
と取り合ってくれなかったようです。そしてこの脅しのような言葉は患者さんをさら
に悩ませる
事になりました。
 この場合、①もし使えるインプラントなら出来るだけ使ってあげる
        ②現在の症状の原因になっているのであれば除去する
どちらかを選択するということになります。 感染を起こした異物が残っている限
り症状が回復する見込みはありません

 診断をした結果、②を選択しました。「インプラントを埋入した先生に恨み言など
言うつもりは一切ないんです。」とまでいう方に何を躊躇することがあるでしょうか?
除去したところで、大変なことになるはずなどないのです。
 
次のCT写真はインプラントを除去した後のものです。

 

 白い部分が骨ですが、インプラントの埋入されていた場所は矢印の黒い丸の部
分です。平面的にはうまくいっていたように見えたインプラントも3次元的にみると
は骨の中心に埋入されておらず、元来骨の中に入っていなければならないインプ
ラントのネジ状の部分が骨からかなり出ていました。
近い将来、歯ぐきが腫れるなど問題を起こす状況でした。

 インプラントの除去後、右顔面のしびれや頭のしびれ、脳震盪を起こした
ような気分の悪さは改善
しましたが、膿が出るなどの症状は残ったままです。 
患者さんには、まずインプラントの除去、状況が改善しなければ異物となっている
可能性のある移植材の除去と二段階の治療を行うことを説明していました。
さらに第二段階目の処置を行いました。
移植材の除去は、サイナスリフトという移植処置に準じて、副鼻腔(上顎洞)とい
う空洞の薄い骨を除去しておき、移植された材料を除去後、除去しておいた薄い
骨をもとの位置に縫い付けるという処置です。
 この処置の後、症状は劇的に改善しました。鼻の付け根の痛みが消え、
抗生物質と抗アレルギー剤を飲まないと膿がのどに流れてきていた症状が
改善
しました。 患者さんは、
「先生には、火中の栗を拾ってもらいました」
とおっしゃいましたが、まさにそのような心境で、自信はあったものの、実際の処
置に際しては細心の判断と緊張をもって臨まなければなりませんでしたから、患
者さんが良くなり、本当に安堵しています。

 

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2012年3月 9日

「インプラントの料金はいくらですか?」

丸橋連雀町歯科の青木です。


 時々電話で、当院の患者さんでない方からインプランの料金についてのお問い合わせがあります。インプラントは自由 診療で行われるため、料金に関していろんな情報を知りたいと思うのはまったくもって当然のことです。もちろん、当院の治療費について一通り説明させていた だきます。


 しかし、電話で「インプラントは1本おいくらですか?」と尋ねるような情報収集のやり方は決して良い方法ではありません。場合によっては逆に悪い選択をしてしまう可能性すらあります。


 例えば家を建てるとき、建築費は施主にとってかなりの関心事ですが、「そちらの建築会社では柱1本おいくらですか?」などと尋ねることはありません。なぜでしょう?


 建築物という一つの構造体にとって、どんな柱をどこに何本必要だとうことは専門家が判断しなければなりません。建 築物の大きさ、地盤の強度、施主の希望、さまざまな要素を考慮して設計がおこなわれます。そこでは経験豊富な設計士の力量が大きく影響しますが、その設計 をもとに全体の総額を見積もりという形で提示され、その上で施主がOKかどうか判断する。建築の費用というものは、このような段取りを踏んで決められてい くわけです。



 さて、インプラントではどうでしょう?
 インプラント1本いくら?ということが一人歩きして患者さんが勝手に治療方針を決めてはいないでしょう か?



  歯槽骨の状態はどうですか?弱くないですか?細かったり凹んだりしていませんか?
(骨の状態が悪いと強度の悪いインプラントしか植えられません。無理をすると神経を傷つけるなどの危険性が高まりま す。本数が足りないと失敗の原因になります。)


 周りの歯は健康ですか?歯周病などにはなっていませんか?
(ブラッシングが悪ければインプラントにも悪影響します。歯周病菌はインプラントの失敗の原因ともなります。残って いる歯が次々と歯周病で抜歯されるなんてことにはならないですか?)


 咬み合わせは大丈夫ですか?
(どんなに頑丈なインプラントを植えても咬み合わせが悪いとダメになってしまいます。それに咬み合わせが悪くて頭痛や肩こりがあったら、そのまま放置して 良いのでしょうか?)


 他にもさまざま、インプラントをする上で考えなければならないことが沢山あります。


インプラント?


 インプラントは歯槽骨や周りの歯を含めて一つの構造体として考えなければなりません。より良いインプラント治療を 行うためには建築と同じように専門家による十分な診査と設計が必要になります。しかし実際にはその設計(治療方針)は患者さんが思う以上に歯科医師によって違いがあり、そしてそれは歯科医の経験と力量に大きく影響を受けています。


 正しくインプラント治療を行うためには、まずはインプラントの部分だけでなく口の中全体を総合的に診断できる歯科医師に治療方針を立ててもら必要があります。その上で見積もりを出してもらい、インプラントをやるかやらないかはその後ゆっくり考えればいい、そのように思います。


 料金と本数だけの単純な比較検討は最悪の治療結果を招くこともあります。インプラントを考える場合はお口の中全体の治療方針も含めて比較検討することを忘れないで下さい。

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2012年3月 6日

3月10日(第二土曜日)の「良い歯の会」のお知らせ

今回の「良い歯の会」では、歯周病についてのお話をさせていただきます。

治療方法や健康な体と口腔内を保つための食生活の話となっています。
ぜひ、ご参加下さい。

ぺリオ班  平方 千春

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2012年3月 1日

医療費控除 お忘れなく!

~3/15まで、確定申告のシーズンです。

当院での治療費は、全て医療費控除の対象となりますので、忘れずにご申告ください。
(矯正治療も美容矯正ではないので、成人の方の矯正もOKです)

また、当院まで公共の交通機関を利用して通院されている方は、電車代、バス代など、その交通費も基本的には控除の対象になりますので一緒に申告してください。
(飛行機などを使われる場合、管轄の税務署によっては見解が分かれる場合もありますので、その場合は署員の方にご相談ください)

生計が一緒であれば、扶養者の医療費を、所得のある方の控除にもできます。

脱税はお勧めしませんが、節税はどんどんやりましょう。

裏方より
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丸橋全人歯科
理事長 丸橋賢

丸橋全人歯科 理事長 丸橋賢

1944年群馬県生まれ。東北大学歯学部卒業。同学部助手を経て、1974年、丸橋歯科クリニック開業。1981年、「良い歯の会」活動開始。2004年、群馬県高崎市栄町に「丸橋全人歯科」を開業。現在、丸橋全人歯科院長。日本口腔インプラント学会、日本全身咬合学会会員。日本歯内療法学会認定医。
主な著書に、『癒しの思想』 『全人的治癒への道』 『〈全人歯科〉革命』(以上、春秋社)、『新しい歯周病の治し方』 『歯 良い治療悪い治療の見分け方』 『よくわかる顎偏位症の治療と予防』 『インプラントで安心』 (以上、農文協)、『退化する若者たち』『心と体の不調は「歯」が原因だった!』(PHP新書)、『歯で守る健康家族』(現代書館)、『生きる力 〈いのちの柱〉を取り戻せ』(紀伊国屋書店)、『すいせん村のねこやしき』『エリカのお花ばたけ』(ストーク) など多数。