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2012年5月23日

歯科の被せもの②

みなさん、こんにちは全人歯科の堀口です。
 
今回も前回に引き続き歯科の被せもののお話です。
全人歯科でも以前紹介したメタルボンド(陶材焼付け鋳造冠)の次に需要のある被せもの
ではないでしょうか? 
その名はレジン前装鋳造冠(FCr)です。

 
見ての通り被せものの一部にレジンが貼り付けてあります。見た目はメタルボンドには劣るものの機能性はむしろ優れた被せものと言えます。
この金属の特性は金属にレジンがはりついていることです。
これは金属でできたメタルフレームと硬質レジンは直接接着しないため、リテンションビーズと呼ばれる金属の凹凸をフレームの表面に付与し
機械的嵌合により維持力をもたせています。
レジンが色調変化を起こすなどといったデメリットもありますが、咬合面が金属のため咬合状態によってはメタルボンドよりこちらを選択せざるを得ない
患者様もいらっしゃいます。
みなさんも被せもののご相談の際はこの被せものの構造も考慮し御思案していただければと思います。


 

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2012年5月18日

子供の矯正治療

  みなさん、こんにちは。丸橋全人歯科の海老澤です。
 通勤時に車窓から見る高崎の山々は、新緑の若草色と深い緑、そして木々に芽吹いた花々のコントラストが美しく、天気の良い日には陽の光を反射し、素晴らしい情景を描いています。

 さて、今回は、子供の矯正治療について書きます。
 ご存知の方も多いと思いますが、矯正治療は、歯に弱い力を加えて少しずつ動かし、悪い歯並びをきれいな歯並びにする治療法です。

 通常、矯正治療を受けるのは、児童期や青年期などの若い方が多いと思います。これは、歯の生え変わりの時期に、歯列不正が発現しやすいからです。
 特に多くみられる歯列不正は、前歯が凸凹したクラウディング(乱ぐい歯)という歯列不正で、歯の大きさに比べて顎の大きさが小さいため、歯が正常に並ばなくなるのです。

萌出したての永久歯は、歯根がまだ完全に出来上がっていなく、また、歯槽骨は柔らかく弾力があるので、若いヒトの歯は動くのがとてもスピーディです。また、かみ合わせの変化にもはやく順応するので、矯正治療時の痛みや違和感も比較的感じにくいようです。

次の写真は、小学校低学年のクラウディングのお子さんのもので、治療開始時と、治療1ケ月後に撮ったものです。  
           治療開始時                     治療1ケ月後

 小学生くらいのお子さんでは、このように、わずか1か月位の間に驚くほど歯が動きます。若いヒトは、それだけ骨や歯肉などの代謝が活発だといえます。
 成長期の適切な時期に、歯並びの不正を治すことは、その後の健全な成長発育に非常に重要です。

 歯列不正を放置すると、見た目の悪さもさることながら、かみ合わせに不具合を生じ、顎のずれや顎関節の不調、姿勢の歪み、肩こり・首こりなど、多くの問題を引き起こします。成長期に正しい歯並び、かみ合わせに誘導できれば、将来起こりうる問題を未然に防ぐことができるのです。

 もちろん、日頃の生活習慣、食習慣が大事ですが、もし歯並びに問題点を見つけたり、歯科検診などで指摘を受けたら、早めに専門医に相談することをお勧めします。

 


 


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2012年5月11日

オールセラミック インレー

こんにちは。 亀井です。

皆さん、ムシバの治療後に被せたりするオールセラミックって聞いたことがありますか?
歯科に詳しい方ならご存知だと思います。

オールセラミックとは、正確にはオールセラミッククラウンもしくはインレーと呼ばれるものです。名前のとおり、全てをセラミックで作成した被せたり詰めたりする物です。

 セラミックを精密に加工する技術がこの数年飛躍的に向上し、また強度もある程度の
物が出来る様になりました。今後従来の金属を使用していた詰め物、被せ物から次第にこちらに移行するとも考えられます。

下の写真は先日、大臼歯に装着したオールセラミックインレーです。
 
歯の中央部がムシバになり、従来のメタルインレー(金属の詰め物)でなく
審美的にも有利なオールセラミックで修復しました。まだ、奥歯の強度に耐えるセラミックの色に限りがありますが、今後はどんな症例でも見分けがつきにくい物になるでしょう。

今までも審美を考慮した材料としてハイブリッドレジンなどがありましたが、耐久性や強度に不安がありました。オールセラミックも登場した当初は様々な問題がありましたがメーカーの努力により驚くほどの進歩を遂げています。

もうひとつオールセラミックの良い点として、金属を使わない治療という点です。
最近では金属アレルギーの方も多く、メタルフリーの(金属を使わない)治療のニーズも増えています。
審美的でアレルギーのリスクがないオールセラミックはこれからの歯科治療の代表になるのではとおもいます。

オールセラミックでの治療をを行う場合は、適応する設計に制約がありますのでぜひ、ドクターと相談して選択することをお勧めします。




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2012年5月 5日

インプラント治療は本当に不安?

 みなさんこんにちは。 辻本です。
新緑が目にしみる季節がやってきました。
山々の美しい群馬県では、空気の澄んだ日は遠く、赤城山、榛名山の
新緑が目に飛び込んで来ます。 新緑を五感で感じつつ、心に安らぎを
感じる今日この頃です。

 さて今日は、インプラント治療は本当に不安な治療なのか?
実例を交えてご説明しようと思います。
インプラント治療がすぐダメになるのは何が原因なのでしょうか?
一つには、インプラントをする部分の骨が足りないことがあげられると思います。

次の例を見てください。
 
この方は、インプラント治療を他院で受けて、一年後の状況です。
赤い矢印のインプラントが 痛いということで、当院に来院されました。
レントゲンでみるとインプラントの周りの骨が溶けて黒く映っています。
歯ぐきは赤く腫れ、膿が出ていました。
このような結果になると、確かにインプラント治療が不安になるのもうなずけま
す。
診査をすると、骨の幅も十分ありません。写真のように、細く短いインプラントが
適用されていることも失敗の原因です。

次の写真のように当院で造骨手術を行いました。
 
十分な幅と神経までの高さを作る処置です。矢印の部分に骨を作ったのですが、
これで骨の幅はもちろん、破線のように神経までの骨の高さも十分再生されます。
当院ではすでにこの手術を3500例以上経験しており、再生後の骨も十分安定
する技術、方法を確立しています。

手術後6か月の期間を待ってインプラントを埋入したのが次の写真です。
 
向かって右側の他院で埋入されたインプラントと、インプラントの太さ、長さを比較
してみてください。大臼歯部位には力に相当するインプラントが必要なのです。
骨もインプラントの周りに十分にあり、これで予後の安心なインプラント治療になり
ます。 一年程度でダメになるような心配は全くありません。
きちんとした、方針と技術を持って臨めば、インプラント治療は安心なのです。
 
 今月は、良い歯の会の担当をしております。
快適な睡眠がみなさんを健康へと導きます。インプラント治療の実例を交えて、
インプラント治療の本当の目的は何かを、お話する予定です。 
 お時間のある方はぜひご参加ください。
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丸橋全人歯科
理事長 丸橋賢

丸橋全人歯科 理事長 丸橋賢

1944年群馬県生まれ。東北大学歯学部卒業。同学部助手を経て、1974年、丸橋歯科クリニック開業。1981年、「良い歯の会」活動開始。2004年、群馬県高崎市栄町に「丸橋全人歯科」を開業。現在、丸橋全人歯科院長。日本口腔インプラント学会、日本全身咬合学会会員。日本歯内療法学会認定医。
主な著書に、『癒しの思想』 『全人的治癒への道』 『〈全人歯科〉革命』(以上、春秋社)、『新しい歯周病の治し方』 『歯 良い治療悪い治療の見分け方』 『よくわかる顎偏位症の治療と予防』 『インプラントで安心』 (以上、農文協)、『退化する若者たち』『心と体の不調は「歯」が原因だった!』(PHP新書)、『歯で守る健康家族』(現代書館)、『生きる力 〈いのちの柱〉を取り戻せ』(紀伊国屋書店)、『すいせん村のねこやしき』『エリカのお花ばたけ』(ストーク) など多数。