「良い歯の会」は今年の7月で35周年をめでたく迎えます。
丸橋院長が どんな時でも、休まず欠かさず第2土曜日に続けて参りました。
あの東日本大震災の翌日の第2土曜日にも、予定どおり開始し、停電なか、集まって
いただいた方と、いろいろと語り合いました。
ひとえにに35年と言っても 続けることは大変なことだと思います。
また、今まで参加して頂いた皆様の力も大変ありがたいと感じています。
今年は記念事業として高崎と東京の御茶ノ水で開催します。
是非、まわりでご興味のありそうな方を誘って予定に入れてください。


みなさんこんにちは。 辻本です。
今年は良い歯の会が35周年を迎えます。7月中には機関紙「いのち」もアップされる
と思いますので、ぜひご覧になってみてください。
また、今年は記念行事として、高崎、東京で講演会を開催します。食と教育をテーマに
ご活躍されている、大塚貢先生をお招きする予定ですので、多くの方に参加いただければ
と思っています。食によって、子供の考え方や行動が変わり、勿論健康になり、成績まで
変化するという経験を先生にご講演頂く予定です。ご期待ください。
さて、インプラント手術は、歯茎を切って、骨を目で直接確認して行うのが常道でした
が、骨のある方では、あるいは骨の少ない方でもCTで骨のある位置を確認しつつ、
歯茎を切らない手術方法を選択することも可能になっています。これを「フラップレス
手術」あるいは特殊な装置(ガイド)を使用してインプラントを植立するため「ガイド
手術」と言います。
フラップレス手術が可能であれば、手術後にほとんど腫れることがなく、痛みもほとんど
あるいは全くありません。このように、お身体へのストレスが少ないためお身体の病気の
ためインプラントを諦めていた方にも、その希望をかなえてあげられる場合があります。
写真は、心臓が悪く、当院に来院された患者さんの治療前の写真です。

入れ歯をすることがどうしても許容できないということでフラップレス手術を行いました。
心臓の持病がありましたが、手術中は鎮静麻酔を行い、ストレスなく手術を行えました。
手術後もまったく痛みもなく、術後のストレスも回避する事が出来ました。
写真が手術後、最終的に仕上がった状況です。6本のインプラントで12本の歯を支えてい
ます。

入れ歯の時は、歯の安定が悪く、下の歯が歯周病でしたが、咬み合わせを合わせるうちに
歯周病も改善しました。
本人の強い希望で、手術を行いましたが、歯に対する思い入れは人によってかなりの違い
があり、残る人生を前向きに過ごしたいという方の希望を何とかかなえてあげたいといろ
いろ苦労をした例でした。