美しさと機能を兼ね備え、長持ちする審美治療を行っています。そのためには適切な噛み合わせの設定と調整が欠かせません。経験豊かな咬合治療の専門医と院内技工士がいる当院だからこそ提供できる、満足度の高い審美治療を心がけています。
審美歯科において、歯を美しくすることがゴールだとは思いません。当院では「美しさと機能性を兼ね備えている」「美しさが持続する」ことを理想としています。
当院の審美歯科の特徴
●院内技工士による精密な設計
当院では、院内技工士も含めて打ち合わせを行います。そのため、より患者さんの要望を反映した補綴物の製作が可能です。
●噛み合わせまで考えた長持ちする治療
審美歯科治療で噛み合わせがずれてしまい、頭痛や肩こり、うつ症状などを訴える方もいます。もちろん噛み合わせが悪ければ、せっかくの審美治療も長持ちしません。そこで当院では、審美治療と咬合治療を併せて行い、快適な美しい歯が長持ちすることを目指しています。
●補綴物は10年保証
当院では、安心して審美治療を受けてもらうために、10年間の保証期間(5年まで無料、それ以降は%で負担あり)を設けています。ただし、定期的にメンテナンスを受けていただくことが条件となります。詳しくはお問い合わせください。
●パッチテストでアレルギー反応を避ける
ごくまれに、お口の中の金属でアレルギー反応が出る方がいます。今は自覚症状がないこともあるため、気になる方は皮膚科でのパッチテストの結果をお持ちいただき、金属アレルギー発症の危険性を確認しています。すでに金属アレルギーをお持ちの方にも対応できますので、お気軽にご相談ください。
金属アレルギー対策についての詳細はこちら
オールセラミッククラウン
セラミック(陶器)でできています。通常金属で補強する内側部分に強化セラミックが使用されているため、金属アレルギーのある方でも安心です。
<オールセラミッククラウンのメリット>
・仕上がりが天然の歯に近い
・変色などの経年劣化があまりない
・金属を使っていないため、歯肉が変色せず、歯肉が下がっても金属が露出しない
<オールセラミッククラウンのデメリット>
・金属を使ったものよりも割れやすい
ジルコニアクラウン
表面がジルコニア(耐熱性セラミックの材料や模造ダイヤに使われているもの)でできています。通常金属で補強する内側部分もジルコニアでできているため、アレルギーのある方でも安心です。
<ジルコニアクラウンのメリット>
・仕上がりが比較的天然の歯に近い
・変色などの経年劣化があまりない
・金属を使っていないため、歯肉が変色せず、歯肉が下がっても金属が露出しない
<ジルコニアクラウンのデメリット>
・金属を使ったものよりも割れやすい
・オールセラミッククラウンと比べると、見た目が少々劣る
ファイバーコア
クラウンの土台としてガラス繊維強化樹脂を使うことで、歯根破折を極力予防することができます。またメタルコアと違い金属を使わないので、金属アレルギーの方でも安心です。
<ファイバーコアを使うメリット>
・歯が割れにくくなる
・再治療が必要になったときにも除去しやすい
・金属を使っていないため、歯肉が変色せず、歯肉が下がっても金属が露出しない
<ファイバーコアを使うデメリット>
・歯の状態によっては使用できない
年齢とともに歯の変色が気になり、自信を失ってはいませんか?当院では2種類のホワイトニングを用意。歯の状態により選ぶことができます。
自宅で気軽に【ホームホワイトニング】
自宅でできる手軽なホワイトニング方法です。歯科医院でマウストレーを作成し、自宅で毎日2~8時間ほど装着します。希望の白さにするまでに時間がかかりますが、後戻りのしにくい方法です。
神経の死んでしまった歯も白くなる【ウォーキングブリーチ】
歯の神経を取ったあと、歯の中にホワイトニング剤を入れる方法です。従来の方法ではホワイトニングの効果が出にくかった神経の死んでしまった歯も、白くできる方法です。
●ウォーキングブリーチの手順
1. 歯の中にホワイトニング剤を入れて蓋をする
2. 数週間後に中の薬剤を取り除き、虫歯ができないように最終的な蓋をする。
治療が終わったあと、新しい虫歯や歯周病を作らないために欠かせないのが予防歯科です。
虫歯や歯周病は自覚症状が出る前に見つけて治療してしまえば、簡単な処置で治ります。早期発見するためにも、歯科医院で定期健診を受けましょう。また当院では、治療を終えた患者さんに、半年~1年に一度は予防歯科に通うようにご提案しています。
当院の予防治療の特徴
●ドクターも含めて、担当のチームで治療にあたる
予防治療を歯科衛生士に丸投げすることは、当院ではしていません。まずはドクターがチェックして、歯科衛生士に指示をします。ドクターを含めた担当のチームで、患者さんの状態や経年の変化を追っていきます。
●患者さんに応じて内容を提案
お口の中の状態は人それぞれ。その人の生命力やお口の中の癖を見極めて、最も適した予防歯科メニューをご提案しています。
●生活習慣、食生活のアドバイス
お口の中の健康を守るには、日々のブラッシングだけではなく生活習慣や食生活の改善も欠かせません。
歯周ポケット検査
歯と歯肉の隙間にできる歯周ポケットは、歯周病が進むとどんどん深くなります。ポケットの深さを、専用の器具で計測することで、歯周病にかかっていないかどうかや進行具合をチェックします。
ブラッシング指導
当院では日常のブラッシングだけで長持ちする治療を心がけていますが、ブラッシングがうまくできていないと台なしです。正しい歯の磨き方を知り、健やかな口腔内環境を保ちましょう。
スケーリング
超音波を使って、日常のブラッシングでは取り切れない歯垢や歯石を除去します。
噛み合わせの調整
歯周病で歯がぐらつくと、噛み合わせがずれてしまいます。また、歯ぎしりや生活習慣の変化などで、噛み合わせは変化してしまいます。これをそのまま放置していると、さらなる問題を生む原因となりかねません。その都度調整していきましょう。
歯は日常の生活でも、少しずつではありますが摩耗し、すり減っていきます。また、歯並びや噛み合わせも年齢とともに変化していきます。定期的な噛み合わせの診査と調整は、歯を守るだけでなく、噛み合わせのズレを防ぎ、身体の重心バランスを整える上でも大切です。
PMTC
専用の機器を使って、歯科衛生士がお口の中をクリーニングします。歯垢や歯石を取り除くだけではなく、着色汚れも取り除き、歯の白さや健康的な歯肉を取り戻すことができます。とてもスッキリして心地良いと評判です。
正しく美しい噛み合わせは健康の基本です。患者さんを健康に導くために、正しい噛み合わせを考慮した矯正治療を目指します。
矯正歯科治療で大切なのは、きれいであることはもちろん、正しい噛み合わせに整えることです。成人の矯正歯科の場合には、咬合治療や歯周病治療などを考慮しながら治療計画を立てていきます。
●噛み合わせまで整える
歯を動かすと、当然噛み合わせも変わってきます。噛み合わせが変わると、頭痛や肩こり、場合によってはうつ症状など身心に影響を与えることがあります。当院では最後に咬合専門医が治療をすることで、後々に問題を起こさない矯正治療を重視しています。
●信頼関係を大切にする
矯正治療は時間がかかるものです。不安を取り除き、やる気を持ち続けるためにも、ドクターと患者さんが一緒に歩むことが大切です。今回の治療ではどこをどう動かすのか、なぜ違和感を覚えるのかなどをその都度説明しながら治療にあたります。
●流行りの治療に流されない
最近は"非抜歯"の矯正治療が流行りです。しかし、きちんと治して噛み合わせを良くするためには、抜歯が必要な場合があるのも事実です。当院では流行りに流されず、患者さんのためになる治療を一番に考えています。きちんと診断に基づいて治療をしなければ、期間もかかってしまい、再矯正が必要になることもあります。
●患者さんの状況やご要望に合わせた矯正プラン
歯並びやお口の中の状態、そしてご要望は、患者さんによって様々です。当院では複数の矯正方法に対応しており、患者さんに最も適した矯正方法をご提案いたします。
周囲に気づかれない【リンガルブラケット矯正】
大人の矯正では、見た目を気にされる方も多くいます。リンガルブラケット矯正なら、歯の裏側に装置をつけるため、目立ちません。
<リンガルブラケット矯正のメリット>
・他人に気づかれにくい
<リンガルブラケット矯正のデメリット>
・舌に装置があたるため、話しにくいと感じることがある
・従来の方法よりも費用がかかる
・治療期間が長くなることがある
治療期間が半分ほどに短縮【インプラント矯正】
ミニインプラントを埋め込んで、そこを固定源として歯を動かす方法です。従来の方法と比べて、目的の歯を目的の方向に効率的に動かせるため、確実な移動が短い期間でできます。
「リンガルブラケット矯正」と同時に行うことで、目立たない矯正も可能です。あらゆる状態や要望に応えることができる矯正として、当院では人気の高い矯正治療方法です。
<インプラント矯正のメリット>
・痛みがほとんどない
・難しい症例にも対応可能
・より精度の高い矯正が期待できる
・治療期間が短くて済む
・非抜歯での治療が期待できる
<インプラント矯正のデメリット>
・外科手術でミニインプラントを埋める必要がある(手術時間5~10分程度)
痛みを軽減し、期間も短い【デーモン矯正】
従来の方法とは異なり、歯に直接ワイヤーを縛りつけないため、痛みが少ないのが特徴です。
<デーモン矯正のメリット>
・痛みが少ない(初期の痛みも3日程度で収まる)
・治療期間が短い
・通院回数が少なくて済む
<デーモン矯正のデメリット>
・装置が表側にあるので多少目立ってしまう
お子さんの場合は、きれいに歯を並べるための矯正ではなく、顎の骨を正常に発育させ、歯を抜かずに自然に美しい歯に誘導するための矯正です。床矯正できれいになるようであれば、期間も費用も比較的安くて済みます。また、自分で取り外しができるため、お子さんでもメンテナンスがしやすいというメリットがあります。
お子さんの歯並びが気になる方は、早めにご相談ください。矯正治療のスタート時期や生活習慣など、お子さんの歯並びについて一緒に考えていきましょう。
不正咬合とは悪い歯並びのことです。この不正咬合は大きく分けて4つに分類できます。
クラウディング(叢生)
【状態】顎が小さいために全ての歯が生えるスペースが不足し、その結果歯並びが凸凹になったもの。
【どのような問題が起こるか】
・歯並びのせいで歯磨きが難しく、虫歯や歯周病の原因となる
・噛み合わせが悪くなるため、顎偏位症を引き起こす
・見た目が悪いため、劣等感など精神的な負担となる
クラウディング(叢生)の治療例
上顎前突
【状態】上顎の歯が下顎に対して極端に前に出てしまっている。俗に「出っ歯」と呼ばれる状態。
【どのような問題が起こるか】
・唇が閉じにくいため前歯の歯肉が乾燥しやすくなり、唾液による免疫機能が働かない
・抵抗力が下がり、歯周病になりやすくなる
・口呼吸の原因となる
・ぶつかったり転んだりしたときに、前歯を折ったり唇を傷つけたり、外傷を受けやすい
上顎前突の治療例
下顎前突(反対咬合)
【状態】上下の噛み合わせが正常とは反対になっている。一般的に「受け口」と呼ばれる状態。
【どのような問題が起こるか】
・噛みにくい
・発音しにくい
・審美性が悪いため、精神的な負担となる
下顎前突(反対咬合)の治療例
オープンバイト(開咬)
【状態】奥歯で噛んでいても前歯が噛み合わない状態。
【どのような問題が起こるか】
・噛みにくい
・発音に問題が生じる
・口呼吸の原因となる
・審美性が悪いため、精神的な負担となる
オープンバイト(開咬)の治療例
生活習慣の変化や、食物が軟化して噛む回数も少なくなったために、現代人の顎の骨は段々と退化しています。
顎が退化することで歯並びが悪くなり、それによって虫歯や歯周病、顎偏位症やさまざまなお口の中のトラブルのきっかけとなります。最終的には歯列破壊、咬合破壊へとつながっていきます。そのような負のサイクルを断ち切るために、矯正治療は大きな力を発揮します。
顎の退化で起こる歯並びの問題
下記のような歯列は、顎の退化が原因です。矯正治療をして噛み合わせを整えることで、さまざまな身心の不具合が修正される可能性があります。
【V字型歯列弓】
歯列の前歯の部分がとがって奥歯の幅が狭くなり、歯列がV字を描いています。歯列の接触は深くて不安定。噛み合わせ不良による不快な身体症状を訴える人が多いです。
V字型歯列弓の治療例
【ギター(G)型歯列弓】
小臼歯の部分が内側に倒れており、ギターのように途中がくびれた歯列。噛み合わせが著しく不安定。身心に問題を抱えた咬合不良の人が多いです。
G字型歯列弓の治療例
【クラウディング】
顎が小さいために、歯が理想的に並ぶことできない状態です。噛み合わせも悪く、正常な位置で噛めないので顎偏位症を起こしがちです。歯磨きがしにくいため、虫歯や歯周病の原因にもなります。
【第2大臼歯の埋伏】
下顎が小さいために奥歯が手前の歯に引っかかって、正常に生えてくることができない状態です。
クリーンルームなどのオペ室も充実。設備だけではなく、歯科医療全体を熟知している口腔外科の専門医や、病院での経験豊富な看護士が外科手術にあたっています。
外科手術は誰でも不安になるものです。「怖い」「不安」などのイメージを持っている方は、ぜひ当院の歯科口腔外科にご相談ください。(入院が必要な疾患には対応しておりません)
手術によって使い分ける3種類のオペ室
空気が逆流しない「クリーンルーム」のほか「一般外科室」「インプラント専門の個室」の3種類のオペ室があり、手術の内容によって使い分けています。
看護士が常駐
当院には、病院での経験が豊富な看護士が常駐しています。他院では歯科衛生士が行っているような手術中の生体モニターの管理や緊急時の対応、手術で必要な器具の管理なども看護士が専門医と連携して行っています。
ほかの歯科治療のことも熟知している口腔外科専門医
当院で口腔外科を専門に扱っているドクターは、難症例を含めて年間にいくつもの外科手術を手がけています。口腔外科以外の歯科医療の経験も豊富にあるため、ほかの専門医との連携もスムーズです。
徹底した衛生管理
当院の衛生管理が徹底していることは、数字にも表れています。大学病院では94%程度の成功率であるインプラントの造骨手術が、当院では98~99%の成功率。徹底した衛生管理が手術の精度と成功率を高めています。
確かな診査・診断力
歯科口腔外科の専門医および院長は、多くの症例を見ているので診査・診断には自信があります。たとえば、本人には自覚症状がない舌癌を早期発見することもあります(当院では舌癌の外科手術に対応していないため、他院をご紹介しています)。
当院では、大学病院などで断られてしまった難しいケースのインプラント手術経験が豊富です。輸血や入院が必要なもの以外の疾患の診断、治療にも対応していますので、お口の中でお悩みのことがあれば、ぜひ一度ご相談ください。
・インプラント手術(フラップレス手術、All-on4治療を含む)
・親知らずの抜歯
・歯周外科(歯周組織の再生治療、移植手術)
・小唾液腺の疾患やのう胞、良性腫瘍等の小手術
・歯槽骨の再生手術(造骨手術)
・インプラント手術に伴う歯肉の移植手術
根管治療で歯科医師の技量と誠意がわかる、と言われています。保険診療ではなかなか徹底できない「再発しない根管治療」を、当院では全ての患者さんに提供するべく努力しています。
根管治療の分野は、これまでほとんどの患者さんが精密な治療を受けられない状態が続いてきました。これは根管治療の良し悪しを患者さん本人が判断できないためです。
小さな歯の中にあるさらに小さな根管を緊密に充填していく技術力と、患者さんに負担をかけないために手早く治療を行う集中力については、当院全てのドクターが自信を持っています。
歯の神経はとても繊細で弱い組織であるため、虫歯などによる感染が起きると炎症を起こして死んでしまいます。そのような際に痛みを取り除き、感染の広がりを防止するための治療が根管治療です。
歯の表面から根管部分までの虫歯や神経、汚れを完全に除去します。すると歯の中が空っぽになるので、そこを徹底的に洗浄・殺菌してから薬や詰根管内の汚れを取り除き、詰め物で空洞を埋めます。樹脂で根の先まで緊密に詰めます。1つひとつの作業がしっかりできているかいないかで、再発の危険性は大きく変わります。
治療が不十分ですと、根管内に腐敗した組織が残ってしまい、その後長い時間をかけて細菌が顎骨に広がり、膿や病巣を作りながら歯周組織を破壊してしまいます。自覚症状が出ない場合も多く、レントゲンでのチェックが必要です。治療をせずにそのまま放置すると、抜歯の可能性を著しく高めてしまいます。
徹底した根管治療がされない理由は2つあります。
・ドクターの技術力不足
・先まできちっと詰めるとあとで痛みが出ることがあるので遠慮してしまう
当院では技術力を持った歯科医師が、きちんと根っこの先端まで徹底した処理を全ての患者さんへ行うことを心がけています。
技術力と誠意のある根管治療を提供するために、当院では以下のことを心がけています。
●正しい技術や知識を身につける
先端まできちんと治療を行うために、形成の仕方などを徹底的に学んでいます。アメリカの学会に参加するなどして、技術や知識を身につけています。
●根管治療の認定医である理事長が指導
専門に関わらず全てのドクターが、根管治療の認定医である理事長から講義を受けています。根管治療は、ただ根管の先まで薬剤を詰めれば良いわけではありません。再発しないコツも含めてしっかりと学んでいます。
●3MIXを使った治療
3種類の抗生物質を混ぜた薬剤が3MIXです。一般的な根管治療の薬の効果が認められない場合に使用することで、難治例にも対応できます。
●マイクロスコープを使用して細部まで治療
マイクロスコープとは、患部を肉眼の20~30倍に拡大できる手術用顕微鏡です。患部を拡大して見ることで、より徹底した治療が可能です。根管に穴が開いているなど難しいケースに使用して、より正確で確実な治療を行っています。
歯周ポケットに悪い菌が溜まって発症してしまう歯周病。当院では、生活環境なども一緒に見直し、今後歯周病になりにくい口腔内環境づくりを目指しています。
全人的視点で病をとらえるきっかけとなったのが歯周病治療です。お口の中は代謝が激しく、栄養の偏りがすぐに出る場所です。当院ではお口の中の菌のバランスをコントロールするだけではなく、歯周病が治る環境を整えて、骨が再生して粘膜が戻るお手伝いをしています。
歯肉が白っぽく、薄く柔らかいタイプの歯周病を持つ人は、小柄で顔色が青白くてツヤがなく、貧血で低血圧、倦怠感や肩こり、便秘、風邪をひきやすいなどの特徴があることがわかっています。食べ物も偏りがちで、甘いものや肉が好きで、小魚、海藻、ゴマ、緑葉食野菜が不足している傾向があります。
このような方には、お口の中の菌をコントロールするだけではなく、食生活も見直してもらう必要があります。また、喫煙や仕事のストレスなどが骨に悪い影響を与えることもあり、生活習慣を見直してもらうことも大切です。歯周病治療はチェアサイドだけでは行えないというのが、当院の考えです。
顔色やツヤなどから生命力を見極め、本人の治癒力を尊重するか、徹底して治療をするかを考えながら、患者さんの細胞を活性化させる治療を心がけています。
専門性の高いドクター同士がチームになって治療にあたっているからこそ、徹底した歯周病治療ができると考えています。
●強い抗生物質は使わない
お口の中の菌のバランスを極端に崩さないために、当院では乳酸菌を使用しています。難治性の歯周病は錠剤を使うこともあります。
●必要に応じて咬合治療も
歯周病になると歯が動揺し、噛み合わせが悪くなります。必要に応じて咬合治療も行い、歯周病によって生じた不具合も調整します。
●歯周病を再発させないための矯正治療
歯並びが悪いと、日常のブラッシングで磨き残しがでてしまうことがあります。しっかりとブラッシングができて物が挟まらないように、矯正治療を併せて提案することもあります。
●奥歯のインプラント治療
奥歯がないと、前歯が歯周病になりやすくなります。失ってしまった奥歯をインプラントで再生させることで、前歯の負担が減って自然に骨が再生することもあります。
●外科手術で重度歯周病も治療
歯ぐきが定期的に腫れてしまい、痩せて痛みもひどくなってくると、歯が自然に抜けてしまうこともあります。ここまで歯周病が進んでしまった際には、治癒までにかなり時間がかかってしまいます。外科手術でプラークや歯石を除去し、歯槽骨の清掃や再生の難しい歯肉などの組織の除去をして、歯の保存を目指します。口腔外科専門医のいる当院では、歯周病の外科手術の経験も豊富です。
「歯並びを早いうちに修正したい」「噛み合わせを整えたい」「虫歯をできにくくするにはどうしたらいいか」など、保護者の方のお悩みに徹底して向き合います。ぜひお気軽にご相談ください。
当院ではフッ素やシーラントで歯をコーティングするような虫歯予防ではなく、子どものうちから虫歯を作らない習慣を作ることが大切だと考えています。
そのためのお手伝いとして、食生活などの改善をアドバイスし、専門家による咬合育成の指導を行っています。もちろん早いうちから歯並びを治したい方には、矯正専門医がお子さんの成長に合わせた矯正をご提案します。
月に一度開催している「良い歯の会」は、食育や歯育をとおして健康的な生き方について考える会です。子育て中の方に参加してほしい理由は、主に以下の2点です。
●食育や歯育をとおして、本質的な健康創造を目指す
●子どもに食べさせるものを、正しく保護者の方が選べるようにする
有機野菜の食べ比べや、おすすめメニューの紹介などもしていますので、すぐに実践できる知識が得られます。
詳しくは「食育と予防」をご覧ください
当院では、歯医者嫌いの子どもが怖がることのないよう、無理をしない治療を心がけています。
●押さえつけて治療をしない
●慣れるまでは保護者の方にチェアサイドで付き添ってもらう
安心してお子さんに最善の治療を受けさせたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
子どもの歯並びを整える小児矯正は、できるだけ早いうちに始めると、より短い期間で終わらせることができるのでおすすめです。
当院には矯正の専門医がいるため、お子さんの歯並びが成長とともにどう変わっていくかを正確に見極めながら、顎の発達の成長を妨げず、噛み合わせを整え、より安全で精度の高い矯正をご提供しています。
自由診療だからこそできる、徹底した治療を提供しています。噛むための力を維持するために、何がベストかを常に考えています。
「歯が痛いな」と思ったら、すぐに歯科医院で見てもらいましょう。定期健診を受けて、虫歯を予防・早期発見するのが理想です。小さな虫歯なら、麻酔をせずにレーザーを使って治療できます。
また、虫歯ができたことや治療をすることで、噛み合わせはズレてしまいます。ただ治療をして終わりではなく、噛み合わせを調節するなど、将来を見据えた治療が大切です。患者さんが私たちと協力して歯をきちんと管理すれば、どなたでも良い歯を維持できると当院では考えています。
虫歯の再発は、不完全な根管治療や、歯と補綴物の不適合から起こります。そこで当院では、再発をさせないために次のような虫歯治療を行っています。
●基本に忠実に行う徹底的な虫歯(感染歯質)除去
●院内技工士により完全に適合する補綴物を製作
●虫歯が深いが、神経の保存が見込める場合は3MIXを使用
治療した歯からまた悪くなるという体験をした方は、ぜひ当院で徹底した虫歯治療を受けてください。
深い虫歯に有効な3MIXとは?
3MIXとは、3種の抗生物質を混ぜた薬剤のことです。この薬剤を虫歯に塗ることで、細菌だけを殺すことができます。従来の治療法では、深い虫歯により神経治療が必要な場合も、3MIXを使用することで極力、歯の神経を残します。
初期の小さな虫歯は、レーザーで処置することができます。しかし虫歯により歯がくぼむ場合は、充填などの治療が必要になることがあります。
<メリット>
・麻酔を使わずに治療できる
・ドリルとは違い、振動や甲高い嫌な音がしない
・患部に直接触れないため、治療後の腫れや痛みが出にくい
・虫歯部分の除去と同時に殺菌もできる
虫歯治療のために歯を削ったことが原因で、噛み合わせがずれてしまう可能性があります。そのままにしておくと新たな不調を生む原因となるので、当院では治療後に噛み合わせも調節し、先を見据えた治療を心がけています。
虫歯は進行状態によって5つの段階に分けられます。できるだけ早い段階で虫歯に気づけば、簡単な治療で治ります。定期健診とホームケアで、虫歯の進行を防ぎましょう。
【Co】初期虫歯
まだ歯に穴は開いていません。フッ素入りの歯磨き剤やキシリトールガムなどで、歯を再石灰化させましょう。痛みがなく自分ではほぼ気づかない虫歯です。
【C1】歯の表面のエナメル質に穴が開いた虫歯
虫歯をしっかりと削って、詰め物をする治療が必要です。削る部分は最小限で、麻酔も使わずに済む場合がほとんどです。この段階では痛みがないため、自分では気づきにくい虫歯です。
【C2】エナメル質の下にある象牙質にまで達した虫歯
痛みはありますが、まだ神経に達していないのでそこまでひどくはありません。冷たいものだけではなく、ときどき甘いものがしみることもあります。この段階では麻酔を使い、再発しないように虫歯を削ります。型取りをして被せ物をします。
【C3】神経に達した虫歯
激痛を伴う虫歯です。麻酔をして歯を大きく削り、神経を抜き取ります。再発を防ぐために、徹底して歯根内の汚れや菌を取り除きます。その上で空っぽになった歯根に詰め物をし、その上から被せ物をします。
【C4】神経が死んでしまった虫歯
痛みは少なくなりますが、歯が根を残して崩壊してしまっている状態です。ほとんどの場合、抜歯が必要です。また、虫歯菌が血管をとおり、全身に悪影響を与えることもあります。こうなる前に、必ず治療を受けましょう。
お口の中の失われた機能や審美性を回復させるために欠かせない歯科技工士。当院では8名の院内技工士が、1つひとつの技工物を妥協せずに製作しています。
当院では、全ての技工物を院内で製作しています。ベテランから中堅までスキルを持った人材が揃い、常に緊張感を保って妥協せずに技工物を製作しているプロ集団です。
院内技工士がいるメリット
●細かい打ち合わせができる
軟組織との調和、色味なども含めた技工物について、患者さんやドクターと細かく打ち合わせができます。
●噛み合わせの調整が完璧にできる
噛み合わせはとても繊細なものです。メールや電話での打ち合わせでは伝わり切らない細かいところまで、直接会って会話ができる院内技工士ならば完璧に実現できます。
●お待たせしない
場合によっては、手術したその日に仮歯を作ることも可能です。また、入れ歯の修理などもお待たせしません。
●技工士の意見を治療に反映できる
より良い技工物を作るために技工士から意見が出て、治療に反映させることもあります。患者さんに最も良い治療をしたいという理想を、技工士も共有しています。
より安全で確実な治療を患者さんにご提供するため、当院には病院での経験が豊富な看護士が2名常駐しています。
医療知識や病院での経験が豊富な看護士がいることで、ドクターとの連携によって、より安全で確実な治療が可能となりました。主に、全身管理が必要な手術や衛生管理などで活躍しています。
看護士の業務内容の一例
●患者さんの管理(カルテや各種検査の結果など)
手術前に患者さんのカルテを全てチェックし、ドクターと共有してくれる頼もしい味方です。
●手術中の生体モニター管理
他院では歯科衛生士がすることの多い仕事ですが、当院では経験豊富な看護士が手術中の血圧や酸素濃度、心電図など、患者さんの状態管理を行っています。
●静脈内鎮静麻酔
歯科以外の医療経験が豊富な看護士が麻酔介助をするので、患者さんにも安全です。
●急に貧血を起こしたなど、緊急時の対応
万全を期していても、不測の事態が起こらないとは限りません。そんなときでも、医療現場での経験が豊富な看護士なら沈着冷静に医療介助、対処ができます。
また、AED(自動体外式除細動器)を常備して緊急時に備えます。
●外科器具関係の衛生管理の指導や滅菌した器具の組み立て、在庫管理など
衛生管理がオペの成功率を左右することは間違いありません。そんな大切な衛生管理だからこそ、当院では看護士が行っています。
経験や知識の豊富なドクターたちが、より正確な診査・診断ができる体制を整えています。
当院の大きな特徴は、大学病院レベルの設備が整っていることです。また、設備が充実しているだけではなく、臨床数も多く、造骨手術などに関しては大学病院よりも多く手がけています。一流のドクターたちが最善を尽くせる体制が整い、膨大な治療の実績があるため、患者さんのさまざまな要望や症状に対応できます。
3種類のオペ室
当院は「外科室」「インプラント専門の個室」、そして空気が逆流しない「クリーンルーム」の3種類のオペ室を完備しています。手術の内容や患者さんの状態によって、最適な環境で手術を受けていただけます。
各種機器を完備
歯科用CT、オルソパントモグラフ、歯科用レーザー、骨密度計、咬合力計、視力測定器、口臭測定器、自律神経測定器、サーモグラフィ、歯科用マイクロスコープ、レーザー溶接機、完全滅菌システム、インプラント用のプロセラシステムなど、各種機器を完備しています。
これにより、インプラントや咬合治療など、より緻密な治療が可能です。
歯を治療しても、食生活や生活習慣が乱れたままだと、虫歯や歯周病は再発してしまいます。特に小さいお子さんがいる保護者の方は、ぜひ食育や歯育の大切さを学んでください。
食べ物や生活習慣など、何が正しいかを選ぶのはご自身の認識です。しかし、その認識が間違っていれば、身体は正しく育まれません。大切なのは、「食、休息、運動、精神のコントロール」です。ご自身のお口の中の健康を保ちたい方だけではなく、子育て中の方は、子どものために何が正しいのかを見極める知識をぜひ得てください。
当院では月に1回「良い歯の会」を開き、食育や歯育をとおした健康的な生き方についてお話をしています。全国各地から毎回多くの方にご参加いただいています。子どもに食べさせるものを正しく選べるように、有機野菜の食べ比べや、おすすめメニューの紹介も行っています。
食育や歯育が本質的な予防につながる、と当院では考えています。
1981年7月以降、一度も休まずに第2土曜日に定例会を開催してきました。「良い歯の会」は単なる健康教室ではありません。
・いのちが求める本物の食とは何なのか
・人間的生き方とは何か
この2点を問い、探求する会です。2006年には「地域に根ざした食育コンクール2006」(農水省が提唱、食育推進協議会主催)において、特別賞・審査委員会奨励賞を受賞しています。「良い歯の会」に参加された方は、たくさんの発見をしてお帰りいただけると思います。
●「良い歯の会」開催概要
日時 :毎月第2土曜 13:30~17:00
定員 :60人
会場 :丸橋全人歯科(3階研修室)
参加費:無料
※祝日、夏季休暇などと重なる場合は、第1か第3土曜日に変更となります。詳しくはお問い合わせください。
詳しくは「良い歯の会」HPをご覧ください(http://yoihanokai.jp/index.html)
4回で1シリーズの内容
1 |
環境と人間の生き方を考える |
1,5,9月 |
2 |
ムシバ予防を中心に家族を考える |
2,6,10月 |
3 |
歯周病と生活習慣病を克服しよう |
3,7,11月 |
4 |
退化病と闘う |
4,8,12月 |
ご家族ご友人などとお誘いあわせの上ご参加ください。当院の患者さんに限らず、どなたでも参加できます。皆さんのご参加をお待ちしております。
当院では最新鋭の機材を揃えるだけでなく、滅菌処理の大切さをスタッフが共有して持つことや看護士による管理など、手間をかけて徹底した衛生管理を行っています。
目に見えないところまで衛生管理を行うことは、歯科医院として必ず徹底してやらなくてはならないことです。当院ではその上を目指し、きれいで快適である上に、治療にもプラスとなる環境づくりを心がけています。
たとえばインプラントの造骨手術は、厳しい衛生管理が必要です。大学病院によっては94%前後の成功率である手術が、当院では98~99%の成功率と極めて高いのが特徴です。いかに衛生管理を徹底しているかは、数字からも見ることができます。
【当院の徹底した衛生管理】妥協しない滅菌処理
使い捨てできるものは全て使い捨てています。できないものは、最新の機材を使って、徹底して滅菌処理をします。また、1人の患者さんに使用した機材は、その都度分解、洗浄をして中まで徹底して滅菌処理をしています。
当院では、滅菌処理にも一切妥協はしていません。
●ガス滅菌装置
一般的な歯科用の器具は高圧蒸気滅菌装置(オートクレーブ)による滅菌を行っていますが、熱に弱い機材、熱により損傷が起きやすいエアータービン、ハンドピース、コントラアングルなどはホルマリンガス殺菌装置により殺菌処置を行っています(ホルマリンはHIV、B型・C型肝炎ウイルスに有効です)。
丸橋全人歯科では毎日多数のエアータービン、ハンドピース、コントラアングルが使用されますが、患者さん一人ひとりに殺菌処置の施されたものを使用しています。
【当院の徹底した衛生管理】常に滅菌への意識を高める
機材が充実していても、使う人の意識が足りなければ徹底した衛生管理はできないと考えています。当院では、月に1回のミーティングなどで常に滅菌の意識を高めています。
【当院の徹底した衛生管理】チーム内で情報共有
ドクター1人に対して、2~3人のスタッフがついて1つのチームとなっています。以下のような方法で、チームごとに衛生管理を徹底しています。
・ミーティングでの情報共有(月数回のチームミーティング)
・滅菌関連の連絡事項がきちんと伝わる体制づくり
・各チーム内に、滅菌処理について全て把握している責任者を配置
【当院の徹底した衛生管理】看護士による管理
器具や在庫の管理は、医療現場での経験が豊富な看護士が責任を持って行っています。
治療のゴールは「定期健診を受けるだけで一生持つ歯」。場当たり的な治療ではなく、将来的なリスクも考えた診断をしています。ほかの医院で断られてしまった方の治療経験も豊富です。お口の中でお悩みのことがあれば、一度お気軽にご相談ください。
当院の患者さんの半数近くが、遠方からいらした方々です。何か問題を抱えていて徹底的な治療を求めてくる方や、ほかの医院で断られてしまった方などが多いため、初診でできるだけ不安を解決したいと考えています。
院長と専門医による説明
初診の段階で、院長や、専門医、コーディネーターがわかりやすく、診査・診断の結果や今後の治療方針についてのご説明をします。
それまでの治療の問題点を指摘
全ての歯科医師が、患者さんのためを思って治療にあたっています。それでも保険診療の壁や設備・技術的な問題が原因で、再発などが起こってしまうことがあります。今までの治療の何が問題で、現状はどうなっているのかを率直に説明した上で、今後の治療方法をご提案しています。
各分野の専門医が連携して治療にあたるチーム医療を、当院では全国的に先駆けて行っています。大学病院でさじを投げられてしまったような難症例の患者さんでも、チーム一丸となって治療に取り組みます。
当院では矯正や口腔外科、咬合などの各分野の専門医たちが、初診の段階から集まり、話し合いながら治療にあたっています。そのため、口腔外科やインプラント専門医院などではできない、総合的な治療が可能です。
【チーム医療の例】奥歯がなくなった方の矯正
奥歯がなくなると、その分、歯の隙間が開いて歯並びが悪くなります。そこで矯正を希望される方がいらっしゃいました。その患者さんのために、矯正担当医だけでなく、土台を作るためのインプラント専門医、最終的な噛み合わせを見るための咬合専門医がチームとなって治療にあたりました。
治療後の快適な状態を長持ちさせるために、専門医のチームで治療にあたることが理想的だと当院では考えています。
豊富な臨床例
それぞれの専門医が、かなりの数の治療を行っています。技術力や知識だけでなく経験も豊富なので、大学病院で断られてしまったような症例でも、すでに経験があって問題なく治療できることもあります。
専門分野以外の経験も豊富なドクターたち
当院では、根管治療や被せ物など、数年間にわたって一通りの治療を行ったあとで専門医となります。つまり全てのドクターがほかの分野の知識も持つため、チーム内の連携がとりやすい体制ができあがっています。
「お口の中しか見ない」治療では、患者さんの身心の問題点の改善は難しいと考えています。お口の中から全身の健康を向上させる治療を、当院では心がけています。
医学は進歩によって、内科、外科、耳鼻科、歯科など専門特化されてきました。そのため、お互いの専門分野が理解しにくくなってしまいました。
本来の歯科治療とは、歯の精密な治療を行うミクロな視点、お口の中を身心の一部として捉えるマクロな視点、さらに生活習慣や社会環境まで含めて患者さんを捉える視点、これらを総合的に捉えながら診断・治療することが大切なのです。
●患者さんの生活習慣や生命力を考えた診査
顔色や皮膚、爪の色、そしてそれらの質感を観察して、その人の生命力に合った治療を提供しています。
●データだけで考えない、少数派を切り捨てない治療
大学病院で「15%には適さない」とされている治療の場合、その人が15%に入ってしまったらそこで終わりです。当院ではその「適さない」とされた15%の方々にどういった治療ができるかを考えます。
●お口の中の治療だけでなく、全身の健康を向上させる治療
当院では、矯正治療や審美治療を行う場合にも、必ず噛み合わせまで整えます。そのため、スタッフ全員が専門分野以上の知識を身につけることを重視しています。当院では一貫して患者さんの健康を整えることができます。
このようなアプローチをすることで、歯だけでなく身心も健やかになるという驚くべき効果を発揮します。このような医学観を「全人歯科医療」と言います。
矯正治療
見栄えの良い歯並びにするだけでなく、顎のずれを治しながら歯並びを整えていくことで、肩こり・頭痛・腰痛などの全身的な症状が緩和できます。
歯周病治療
厚生労働省が生活習慣病と認定する以前から、当院では歯周病を生活由来の疾患として扱ってきました。当院の歯周病治療は、お口の中を清潔にするだけではありません。食事や生活習慣の指導まで行い、根本的な歯周病の治療や全身の健康向上を目指しています。
咬合治療
近年、噛み合わせの問題を抱えて来院する人が増えています。肩こりや腰痛を訴える方から精神的苦痛を感じている方まで、症状はさまざまです。これらは、噛み合わせのずれが自律神経の不調和を起こしたことが原因と考えられます。
マウスピースなどで重心を中心に整えるだけではなく、噛むときの癖や生活習慣など、噛み合わせが乱れた原因を排除しなければ、根本的な解決にはなりません。
インプラント治療
当院ではデータを重視した判断ではなく、お顔のツヤや体格なども含めて、インプラントに適した骨かどうかを判断しています。このように全人的な診査をするには、4,500例以上の患者さんを診てきた経験も欠かせません。
本当に歯を助ける治療に徹するため、保険制度の制約に縛られない治療をさせていただくことをお許しください。
保険制度では、治療の手順・方法・材料・日程などが細かく決められている一方、その内容の良否についてはまったく問われません。私たちはこのような束縛から自由になり、本当に生命を大切にし、健康を創造する医療に専心したいと考えています。
自由診療は保険が適用されません。しかし、当院では患者さんの負担を最小限にとどめるため、治療費の設定を可能な限り低くして、治療内容を大幅に向上させています。人間の身体に対して行う治療に手抜きや妥協は許されないというのが私たちの信条です。ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
※治療費については待合室に掲示されている料金表をご覧ください。
※治療計画と費用については、遠慮なくご相談ください。
当院にいるドクターは、各専門分野を極めたベテランです。それぞれが理想的な治療をしたいという思いと情熱を持ち、妥協しない治療のためにほかの分野のドクターとも連携をとりながら治療にあたっています。
全ての歯科医師が「理想の治療をしたい」という思いを抱きながら、日々の診療に取り組んでいます。しかしながら多くの歯科医師が、専門知識の不足や保険診療の制約などが理由で妥協をしているのが現実です。
当院には、さまざまな分野の専門知識があるドクターが在籍しています。そのため、連携をとりながら、妥協を排した自由診療が行えます。歯科医師にとって理想的な環境だからこそ、各分野でナンバー1とも呼べるドクターたちが、同じ思いと情熱を持って当院に定着し、長きにわたって治療にあたっているのです。
当院に在籍する主な専門医・学会認定医
・口腔外科専門医(日本口腔外科学会専門医)
・咬合治療専門医(日本顎咬合学会、日本全身咬合学会 各認定医)
・インプラント専門医(日本口腔インプラント学会、国際インプラント学会認定医 計4名在籍)
大学病院などでは、自分の専門分野以外は知識がないドクターもたくさんいます。しかし当院では「根管治療が歯科医療の基本。根管治療ができないドクターは、ほかの治療もできない」という理事長の考えのもと、どんな分野の専門医でも、当院着任後の数年間にわたり根管治療を中心とした歯科治療の基本を経験します。
そのため、ほかの分野の専門医との連携もスムーズに行うことができ、より妥協のない治療が実現できるのです。
当院では望みうる最高の治療を行うべく努力していますが、治療を始める前に次の点をご確認くださるようにお願いいたします。
お薬について
抗生物質、鎮痛剤、麻酔薬などの薬品が、かゆみや皮疹などのアレルギー反応、下痢などを起こす場合があります。このような副作用が出た場合には、すぐにご連絡ください。アレルギー経験のある方は、事前にご申告ください。
歯科麻酔について
麻酔により、痛みやあざ、ごくまれに麻痺などが、舌・唇・頬などに起こる可能性があります。これらのケースのほとんどは早期に自然治癒しますが、まれに時間がかかり、治療が必要になることもあります。
詰め物・被せ物などについて
歯の状態によって、実際の治療計画を変更することがあります。また歯の切除後には、歯が温度に対して過敏になり、根管治療が必要となることがあります。
詰め物・被せ物などの修復物は長期間使用できますが、管理を怠ると再治療が必要となる場合があります。そのためにも、適切なホームケアと定期的な健診を心がけてください。
歯周病治療について
歯周病は歯ぐきの炎症や歯槽骨の吸収を引き起こし、進行すると歯を失います。また歯周病は、日常的な口腔内の管理と生活習慣の影響を強く受ける病気でもあります。専門的な治療と生活習慣の見直しを行い、歯科医院との協力関係の下で治療が成功します。
治療に際し、歯周病により腫れた歯ぐきが引き締まって回復しますが、同時に歯ぐきが下がり、歯の根が露出することがあります。そのため、知覚過敏を伴うことや根管治療が必要となることもあります。歯周病の治療後も、ホームケアと定期健診は健康な状態の維持に必要です。
根管治療について
根管治療とは、虫歯などにより歯の神経が菌に感染した場合に行う治療です。根管の形状、狭窄により完全な清掃が不可能なケースもあります。また、神経を失った歯は枯れ木と同様にもろく、まれに後々破折が生じることもありますのでご了承ください。
治療計画についての注意点
治療計画は、ドクターによる専門的な判断のもと提案するものです。診査の際に明らかでなかった部位、または治療中に新たに認められた歯や歯ぐきの状態などにより、治療計画を変更する場合があります。適切な治療を行うために、ドクターの専門的判断を尊重するようご理解ください。
また治療においては、万全の体制と細心の注意を払って行いますが、予測された結果を保証することが難しいことをご理解ください。したがって、提案されていた治療計画やそれに伴う費用の変更が生じる可能性があることもご了承ください。
治療に関して必要な説明を行いますが、不明な点があれば、必ず確認いただけますようお願いいたします。
「口の中だけしか見ない歯科」にはできない治療を、当院では心がけています。お口の中を身心の一部としてとらえ、生活習慣や食事なども含めて統合した診断・治療を行っています。当院では、歯だけでなく身心も健やかにすることを目指しています。
古代ギリシャの医師ヒポクラテスが、2400年以上前に原始的な迷信や柔術と混同されていた医術を、科学的なものへと発展させました。そこからさらに発展した現代では、医学は非常に細分化され、高度で分析的になっています。そのため、一部の臓器や病ばかりに目が行き、病人全体を見ない風潮ができてしまいました。まさに「木を見て森を見ず」ということです。
その中でも、特に歯科は「口の中だけしか見ない」風潮があり、患者さんの身心の問題点を改善するには視野が狭いと言わざるを得ません。
「毎年のように歯医者に行くのに、治療した歯からまた悪くなる」
このような体験をお持ちではないですか?残念ながらほとんどの患者さんが、治療を受けた歯から抜歯となり入れ歯となっていくのだと、身を持って知っているのが現状です。根管治療が不完全で、金属冠やインレーの歯との適合が不完全なために、ほとんど再発してしまうのです。
根管治療、歯周病治療、咬合治療、補綴治療(詰め物・被せ物)、矯正治療、インプラントなど、私たちは全ての分野で妥協のない高度な治療を行い、その実績は全国的にも注目されています。当院では次の基準を持って治療を行っています。
●歯内療法(根管治療)をはじめ全ての治療は常に学会発表に耐えうる精度を確保する
(日本臨床歯内療法学会認定医在籍)
●理事長が体系化した歯周病治療法を完全に行う
●補綴物(金属冠、インレー、義歯など)の精度については妥協しない
●顎偏位症の治療に力を入れる(日本顎咬合学会認定医、日本全身咬合学会認定医在籍)
●日本口腔インプラント学会専門医、口腔外科学会専門医、国際インプラント学会認定医在籍
・ヒポクラテスの宣誓に基づいた医療倫理に徹します。
また、その全人的医学観に基づいた診断・治療を行います
・根管治療、補綴、歯周病治療など、全ての基本治療にて妥協を排し、精密に行います
・各科の連携を重視し、チーム医療の力を最大限に発揮します
・人間として可能な最高の治療を良心的な価格で実現します
お口の中の健康と全身との関わりはとても深く、それを読み取ることで、生きる力をもう一度よみがえらせる、質の高い治療を目指しています。そのために必要な技術力や経験、システムの構築がなされていること、そして何よりも全員が同じ思いで治療に当たっていることが当院の自慢です。
ドイツ・シロナ社製「のORTHOPHOS SL 3D」は、国内の歯科用CTの中でも
鮮明かつ詳細な画像を、低い被ばく線量で撮影することが可能です。
精細な情報を得られることにより、安心・安全な診断を行えるようになりました。
CT撮影の様子
患者さんへのメリット
1.従来では診断に苦慮した薄い骨もくっきり鮮明に見られます。
2.インプラント周囲の骨の有無も金属の障害陰影と重なることなく鮮明に診断できます。
3.ガイドシステムを利用する際の骨の診断が向上し、
より安心・安全なインプラント治療が可能になりました。
4.被ばく線量が小さいため、お身体への負担が他の撮影法と大差なくなりました。
撮影画像
2Dは従来のデンタルフィルム写真1枚分、3D(CT画像)はデンタルフィルム写真1枚~8枚分(低線量モード~標準モード、男性撮影の場合)で撮影が可能です。
さらに、撮影範囲を絞れば画質を落とさず線量は半分以下になります。
2D(パノラマレントゲン写真)
3D(CT画像)
インプラントを撮影したCT画像
インプラント手術後のパノラマ画像
※CTについてご不明な点は、来院時に担当医にお聞きください。