2017年6月29日

交通事故後の後遺障害がほぼ消えた

 こんにちは、辻本です。
梅雨というのにあまり雨が降らない日が続いています。
中途半端に曇っていると、自転車での通勤をどうしようか
毎朝、迷ってしまいます。
天気予報ではこれから梅雨明けにかけて雨が多くなるようです。
最近の異常気象、突然の大雨には気を付けてくださいね。

 さて、先日2年ぶりに私が治療した方の検診を受け持つ機会が
ありました。
その方は、2年ほど前に交通事故にあわれ、むち打ち症と診断され
後遺症に苦しんでいました。一通りの検診時のチェックと歯石等の
除去を行った後、咬み合わせを診る前に姿勢をチェックしました。
すると。。。
 首は右に倒れ、右肩が大きく下がっています。体幹(首から下、
腰から上)が左に曲がり、(つまりは背骨が左に曲がっています。)
骨盤も左上がりです。顔を見ると口角が左に上がっています。
つまり、下顎が左にずれているのです。
 この2年の間に、整形外科に一年、その後整体、カイロ等に一年程
定期的に通っています。そうしないと吐き気を催すほど左の肩・首が
痛く、凝りを感じていたのです。
 本人に大きな姿見の鏡で姿勢や顔の曲がっている状況を確認して
もらった後、当院でいつも行っている手順に従い咬み合わせを調整
しました。
 調整が進むと、「ふー、えーー。」とため息ともとれる呼吸を繰
り返します。信じられないくらい、肩が軽くなって、痛みが消えた
といいます。一通りの調整が終わったところで、再び鏡の前に立って
もらいました。
 姿勢が回復しています!肩は左右で、首がまっすぐになり、
体幹も首に対してまっすぐになっています。
左手の5本の指がずっとしびれていましたが、今は軽度に中指が
しびれている程度だといいます。首から肩の筋肉を貫いて出ている
腕神経の症状が消えたのです。
もちろん、左肩や首の張りや痛みも消えています。本人は目をしば
たかせて驚いています。
 現在、一部の歯科医師の間では、この交通事故後のむち打ち症を
咬合治療で治療するという動きがあるようです。
整形外科でお決まりの期間治療してもほとんど改善しない症状の
改善に咬合治療が有効なのです。
 今回の改善は、一つには咬ませるところをしっかり咬ませてある
当院の治療後のむち打ち症ですので、咬み合わせ調整のみで済んで
いると考えます。症状をとるにはいくつかのポイントを押さえて
おくことが必要と考えています。


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