2017年5月30日

上顎前突の治療法(変則抜歯の例)

みなさん、こんにちは。
丸橋全人歯科の海老澤です。
ここ2~3日は暑い日が続きますね。
熱中症にはくれぐれもお気を付けください。

今回は、上顎前突の治療例をアップします。
上顎前突とは、平たく言うと「出っ歯」のことです。
上顎が前に出ているケースが多いですが、下顎の劣成長によって相対的に出っ歯に見えることもあります。
いずれにしても、抜歯が必要になることが多い歯列不正です。

スライド1.JPG

スライド2.JPG

左上(向かって右上)の歯列不が大きかったため、左上の第一小臼歯(前から数えて4番目の歯)を一本だけ抜歯し、左側をⅡ級咬合仕上がり(下顎遠心咬合)にしてあります。
通常、上の歯を抜いた場合、歯数を揃えて正常咬合を獲得するために下の歯も抜きますが、今回は最小限の抜歯としました。

特に、舌が大きい人は、抜歯をして歯列が小さくなることで舌の置き場が無くなり、体調不良を招くことがあるので、注意が必要ですね。

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