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玄関で靴を脱いでスリッパに履き変えると、そこはきれいに整頓された待合室です。カウンターの前の床には、泥つきのネギや大根、コマツナがダンボールからはみ出さんばかりに並べてあります。陳列棚には味噌や醤油、ゴマや海草、それにお菓子まで置いてあります。さらに冷蔵ショーケースの中には低温殺菌乳や豆腐や納豆が並んでいます。いずれも自然栽培の野菜や無添加の自然食品です。さて、ここはどこでしょう。自然食品のお店でしょうか。いえいえ、れっきとした歯科医院なのです。
群馬県高崎市、JR高崎駅から徒歩10分のところにある丸橋歯科クリニック(連雀町診療所)は、小児歯科、一般歯科、矯正歯科、歯科衛生、歯科技工の専門スタッフが揃った総合歯科医院です。「目の前の病んだ口の中(歯)を治すだけでは、その人の健康状態はよくならないのです。どのように生きていくのかの認識も含めて、食生活を基本に、きちんとした生活習慣の確立をめざす全人治療が求められています」という丸橋賢院長。その実践の一部として、健全な食生活に欠かせない自然食品が病院の入り口に並べてあるというわけです。そしてこの丸橋歯科で、毎月第2土曜日の午後1時30分から開かれているのが「良い歯の会」です。「良い歯の会」とは、丸橋歯科の患者さんと医療スタッフ一緒になって進めている学習会。昭和56年から始まったこの会は、毎回テーマを変えて一度も休むことなく続けられ、昨年20年目を迎えました。その参加者を結ぶ機関紙「いのち」も19号を数えています。
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