
よいはちゃん 歯なし国へ 著者: 丸橋 裕子 絵: 津田直美 |
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歯なし国の食べ物は、軟かいパン、美味しいスープ、プリンに ケーキ…
なんでも 軟かくて歯がなくても大丈夫!
でも、この国の人たちには悩みがありました。
よいはちゃんが出会う歯なし国の人の悩み。
これは本当のお話なのです。
子どもたちが歯の大切さに、楽しく気づきます。
「よいはちゃん 歯(は)なし国(こく)へ」出版に当たって
丸 橋 裕 子
このたび、幼稚園から小学初級向きの歯をテーマにした童話「よいはちゃん 歯なし国へ」が出版されることになりました。
私は群馬県高崎市の丸橋全人歯科で30年以上矯正歯科と小児歯科を担当してきました。
現代の若い人たちの顎が「よく咬まないこと」が原因でしっかり発育せずに小さくなってきていて、歯がでこぼこしたり、右や左あるいは後方へ顎がずれて歪んでしまう不正咬合がとても多くなっています。
咬み合わせが悪いために、頭痛や肩こり、腰痛、手足のしびれ、さらにはうつ状態など精神的な問題まで様々な症状が起こってきて大きな問題となっています。
これは現代の私たちが加工食品を多用するようになって、「甘く、やわらかい、こってりした」ものを好む「軟食文化」が進み、「よく咬むこと」の大切さを忘れてしまっているためです。
よく咬むと歯も丈夫になり、顎の骨もしっかり発育します。
良い歯と良い咬み合わせが身体の基本となり身体のバランスを支えます。
困っている患者さんを拝見するたびに、子どもたちにはこんな苦しみを負わせたくないと切実に思います。
今回の機会に恵まれ、子どもたちが歯の大切さ、良い咬み合わせを持つことの大切さに楽しく気づく絵本を作ることができました。
「歯なし国」でよいはちゃんが出会った人たちの悩みは実在の患者さんをモデルにしたもので、本当のお話なのです。
津田直美さんの楽しいすてきな絵を得て、物語が生き生きと歩き始めました。
多くの子どもたちに是非読んでもらいたいと願っています。



