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  丸橋賢・丸橋全人歯科の本
 
 


 
 
 

 

定価 ¥1,600 農山漁村文化協会 刊

丸橋歯科クリニック・インプラント治療班
丸橋 賢・青木博之・辻本仁志・亀井琢正

 

 インプラントはもう大丈夫

 私がインプラント治療をはじめてから23年になります。いまでは年間1000本以上のインプラントを植立し、その数は日本で断トツの一番と言われています。
 その経験から言うと、最近のインプラントはもう大丈夫と宣言してもよいと思います。ものを咬む力強さ、耐久性、自然感、手術の安全性、そのどれをとっても驚くほどの成績です。何を食べても大丈夫ですし、咬んでも痛いとか違和感があることもありません。手術も、抜歯よりも簡単で、痛くありません。多くの患者さんが、手術後に、心配して損をした、こんなに楽だったのかと驚くほどです。
(「はじめに」より)

 

 インプラントといえば歯科インプラント、つまり人工歯根のことであることを知らない人はすくなくなりました。歯を失い、人工の歯を入れたいと考えている人なら、ほとんどインプラントという言葉は知っているでしょう。
 これほどインプラントが普及した主な理由は、なんといってもインプラントの素材や技術が進歩し、もうインプラントは大丈夫、というレベルになったためです。
 私がインプラントを始めたのは23年前ですが、その頃はインプラントは10年もてばよいと考えられていました。だから、よほど入れ歯はイヤだという人がインプラントを希望するのみで、インプラントの治療例は少数でした。歯のない部分は、欠点はあっても入れ歯やブリッジなどで補綴するのが一般的でした。
 ところが近年、事情はすっかり変わりました。チタンインプラントが登場し、その信頼性が実証されるに従って、多くの人ができることならインプラントで欠損部を補綴したいと希望するようになったのです。最近ではインプラントを植立する部分の骨が浅かったり幅が狭かったりしても、増骨手術や骨移植が発達し、ほとんどの症例でインプラントが可能になりました。インプラントが本当に不可能な症例はごく少数となり、技術的な理由からいえば、入れ歯は早晩姿を消すといえるのです。
(「第1章 予想以上にすばらしいインプラント」より)


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